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立本寺は、京都の日蓮宗の本山です。

電話でのお問い合わせはTEL.075-461-6516

〒602-8345 京都府京都市上京区七本松通仁和寺街道上る一番町107

立本寺の歴史

立本寺縁起

 かつて、京都の洛中らくちゅう(昔、平安京があった領域)には、日蓮宗の大本山・本山が二十一ヶ寺あった。現在は京都市内に八ヶ寺ある。これらを総称して「京都八本山」という。
 
 本山 立本寺はこの京都八本山のひとつである。
 
 立本寺の建てられたのは応永おうえい34年(1427年、室町時代、今から約600年近く前)。
立本寺の前身は大本山・妙顕寺みょうけんじ。鎌倉時代末期、京都の四条櫛笥しじょうくしげ(今の京都・四条大宮付近)に妙顕寺が建てられ、日蓮宗の京都で最初の布教拠点となった。
 しかし、急速な日蓮宗の布教を脅威きょういに思った天台宗・真言宗(当時の京都での既成教団)が、妙顕寺を破壊。妙顕寺は一旦、若狭わかさ(今の福井県)に逃れた。
 
その後、妙顕寺の跡地にまた寺院が建てられ、これが後に「立本寺」となった(立本寺第七世・日実にちじつの頃)。
 

その後、立本寺は、

 ・天文てんもん5年(1536年)に天台宗僧兵による日蓮宗寺院の破壊、室町時代後期)
※全盛期には二十一ヶ寺あった本山が、この事件により十五ヶ寺に減った。
 
文禄ぶんろく3年(1594)に時の権力者・豊臣秀吉の命令による(今の京都・京極今出川京極今出川きょうごくいまでがわへの)強制移動
 
・宝永5年(1708年)の宝永ほうえい大火たいか等による焼失・移転・改築等を繰り返してきた。
 
 そして現在、京都市上京区の北野町きたのちょうに建てられたのが、今から約300年前の事であ

御開山上人と著名な歴代上人


●立本寺御開山にして初の西日本日蓮宗布教者「龍華樹院日像聖人龍華樹院日像聖人りゅうげじゅいんにちぞうしょうにん
 
立本寺御開山「龍華樹院日像聖人」は下総(今の千葉県)の出身で、七歳の時に日朗(日蓮の直弟子)の弟子となり出家した。
 
 日蓮大聖人とは孫弟子という関係であり、日蓮大聖人の晩年、大聖人の遺命により、当時の都・京都への布教に身命をかけられた。
 日像は布教に耐えられる心身を養うために、難解な勉学と厳しい修行に励んだ。
特に修行は、百日間の経文読誦きょうもんどくじゅ(お経を読むこと)という荒行であり、これは現在の大荒行堂のルーツであるとも言われている。
 
 後に日像は、幾多の困難(当時の既成教団・天台宗僧兵からの迫害)を繰り返しながらも、元亨げんこう元年(1321年、鎌倉時代末期)に京都への布教が許され、日蓮宗で一番最初の京都への布教第一人者となった。
 そして同年、京都で一番最初に造られた日蓮宗寺院こそ、大本山・妙顕寺である。


生没年月日・出生等一切不明、が、功績は多大「大覚大僧正妙実上人だいがくだいそうじょうみょうじつしょうにん
 
 日像の後を継ぎ、京都布教に努めたのが第四世・妙実みょうじつ(通称・大覚大僧正だいがくだいそうじょう)である。
 
 妙実の出生には未知の部分が多いが、有力な説として、京都の公家・近衛家とも、或いは宮家(天皇家)と縁のある家柄とも伝えられている。
 そのような環境もあり、周囲にはいわゆる貴族・武士といった「有力者」が多かった。そのような人々に接近し、多大な援助・保護を受けたことにより、京都に日蓮宗の教えを大きく広げた。
 
 また、妙実にまつわる伝説に「祈雨きう大祈祷だいきとう」がある。
 延文3年(南北朝時代)夏、深刻な旱魃かんばつが京都を襲った。そこで大覚妙実はみことのりによって法華経を読誦し降雨を祈った。
するとたちまちに効験があって降雨をみた。
この功績により、妙実自身は大僧正に任じられた。

このような功績により、妙実は京都日蓮宗の大功労者となったのである。


●説法二万余座・曼荼羅十万幅余・信者九万人余
                          中興の祖・「霊鷲院日審上人りょうじゅいんにっしんしょうにん

 
 立本寺は宝永の大火(宝永5年)により焼失するが、これを復興したのが当山第二十世・霊鷲院日審である。
 
日審は京都に生まれた。八歳で出家し、京都・松ヶ崎檀林や関東・飯高檀林等にて勉学修行に励んだ。その後、廃寺の復興・講義説法・各地方への広布教等、多くの功績を残した。 特に説法の素晴らしさに関しては、釈迦の弟子で説法第一と呼ばれた富楼那尊者ふるなそんじゃ彷彿ほうふつさせた事から「富楼那日審ふるなにっしん」と称される程の法話の名手であった。生涯で行った法話は二万余座とも言われている。

 また、大曼荼羅御本尊だいまんだらごほんぞん執筆数しっぴつすうも多大であり、生涯で十万幅の御本尊を書いたと言われている。現在でも西日本を中心に各地で、日審染筆の御曼荼羅が多数発見されている。
 また、日審に帰依した信者も非常に多く、その人数九万人余と伝えられている。
 
 こういった多くの功績から、日審は立本寺復興・発展に寄与された名僧であるといえよう。





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西龍華 具足山 立本寺

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